笹原のりこさん 私が作る旅のワードローブ アウター AUTUMN

笹原のりこさん『私が作る旅のワードローブ』より、「フーディコート」【作りました】

2020年10月16日

台風や秋雨前線の影響で、2020年は秋でも雨がよく降りますね。

雨が多いと気分もふさいでしまいますが、秋の冷たい雨の日でもテンションが上がる、レインコートを作りました!

使用したのは、笹原のりこさんの『私が作る旅のワードローブ』の「フーディコート」のパターン。

初心者には難しかった?失敗した点は?使用した生地は?など、気になるポイントをレビューしていきますね!

製作レビュー

使用した型紙は、笹原のりこさん『私が作る旅のワードローブ』より「フーディコート」。

私の大好きなソーイング作家さん、笹原のりこさんの『私が作る旅のワードローブ』です。


こちらの本は、「簡単に手作りできる旅のワードローブ」がテーマ。

ワンピース・ブラウス・コートはもちろん、帽子やバッグ、スリップドレスなど、旅に欠かせないアイテムが収録されているのがポイントです。

ホテルでゆったり過ごせそうなリラックスウェアも、お部屋のお外にも着ていけるようにデザインしたんだとか!

スリップドレスとか、あまり載ってるお本ないので、なかなか面白い切り口ですね!

笹原のりこさんのデザインされるお洋服は、お本で見るとシンプルなお洋服が多いんですが、実際に仕立てて着ると、きれいめで、ほんのり「甘さ」がディテールに込められています。

デザインも凝っていないので、縫うのも難しすぎないのがほとんどなので、ビギナーさんにもおすすめの作家さんです。

日常生活でも着やすいし、私自身もお気に入りで、同じ型紙から3着も作ってしまいました!

(笹原のりこさんのカテゴリーからご覧くださいね!)

私が今回使用したパターンは、こちらの「フーディコート」。

雨の日以外は、折りたたんでカバンの中にしまえるように、薄くて軽い素材で作られているんだとか。

一見、ぶかっとしたデザインに見えますが、どうなるか楽しみです!

使用した生地は、ファブリックマルシェのポリエステルボンディング。

今回使用した生地は、ファブリックマルシェさんのポリエステルボンディングという生地。

中肉のポリエステルタフタにトリコットニットをボンディング(貼り合わせ)してコンパクト(目の詰まった)でハリ感のあるしっかりした素材です。

ボンディングによる初期撥水効果がありますので、ブルゾン、パーカー、ジャケット、コートなどのアウターにぴったり…だそうです。

30%OFFで3.2Mの生地を1,472円で購入しました。

残念ながら同じ生地は売り切れてしまったみたいなので、同じ生地と思われるリンクを貼っておきますね。


ボルドーも秋らしくて素敵!

買い足そうか迷っています。

ボンディング、初めて縫いましたが、生地がしっかりしているので、縫いやすいです!

また、中厚なので、夏用というよりは、春・秋用の寒々しい日用のレインコートになりそうです。

ファブリックマルシェさんでは、他にも撥水加工の生地をいくつか購入しました。

機会があればまた紹介しますね!

着画・感想はこちら!

完成しました!

まずは、トルソーVer. からご覧ください。

右袖口が上手に縫えなかったのが目立ちます。

中肉でハリのある素材だったので、全体的にボリューム感があります。

ですが、お色がブルーグレーの爽やかなペールカラーなので、うっとおしさが少ないです。

撥水加工ということで、雨の日でもしっかり弾いてくれる生地でした。

また、生地がぎゅっと詰まっているからか、冷たい雨の日に実際に来ても、あったかく過ごせました。

では、着画Ver. をご覧ください。

ポリエステルだからか、裏地がなくてもするっと着用できました。

手間がかかってしまうので、ポケットはつけたくない派なんですが、やっぱりポケットがあるといいですね。

今度からは面倒くさがらず、ポケットはつけるようにしたいと思います。

ボタン開けたのがこちら。

以前リバティで作ったシャツをのぞかせて着ると可愛いので、お気に入りです。

中のシャツが気になる方はこちら!↓

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ボタン全部開けたのがこちら。

袖丈は、実は最初は規定の長さで縫ってたんですが、だぼっとした感じになってしまったので、かなり短くしました。

何センチだったかは忘れましたが、手首が全部見えるくらいで調節しました。

こちらの方が、すっきりとした感じがして、自分にあってるなと感じます。

レインコートは脱ぎ着する頻度が高いかな、と思ったので、ネイビーのギンガムチェックの生地でバイアステープを作り、パイピングしました。(本では、ロックミシンをかけるように指示がありました。)

一見ちゃんとできてる風ですが、ポケットの部分がよくわからなくて、変な感じになってます。

本ではボタンホールを開けていましたが、生地がしっかりしすぎてると手持ちのボタンボーラーだと針がすぐに折れてしまうし、ボタンが大きめだったので、スナップボタンにしました。

急いでいる時でも脱ぎ着しやすいので、スナップボタンにして正解でした。

ボタンはユザワヤさんで購入。

ちっちゃくPARISの文字が入っていて、可愛いですよね。

1個あたり500円のものを5個買ったので、私にしては思い切った買い物でした。

一見ちゃんと縫えてる風ですが、失敗したところがありましたので、ご紹介します。

こちら、フードと身頃のつなぎ目をご覧ください。

フードは、表フードと裏フードの2枚の布を合わせるんですが、裏フードの型紙を写し間違えていたみたいです。

最後に身頃とくっつける段階で気づいてしまったので、表フードと裏フードの隙間に謎の空間ができてしまいました。

幸い、フードをかぶっても、フードを縫いでも見えない場所なので、そのままにすることにしました。

まとめ

まとめ笹原のりこさん『私が作る旅のワードローブ』の「フーディコート」より、レインコートを作りました!

ポリエステルボンディング、という生地で初めて縫いましたが、縫いやすいし暖かく保温性も高い生地でした。

笹原のりこさんの「フーディコート」のパターン、簡単だったので他の生地でも作ってみたいです。

寒々しい雨の日でも、気分がアガるペールブルーのコートが出来上がりました!

次回はミスがないように作りたいと思います。

笹原のりこさん『私が作る旅のワードローブ』は、まだまだ作ってみたいパターンがたくさん!

旅行の時だけでなく、デイリーユースもできそうなお洋服ばかりなので、チェックしてみてくださいね。


さいかわようこ
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