こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです。
前川友子さんの「大人のコートの本」より、LINTONツイードのショートコートを作りました。
久しぶりのお裁縫だったので、作りやすそうなシンプルなラウンドネックの型紙を選びました。
使用した生地は?着画はどんな感じ?作ってみた感想は?など、レビューしていきますね。
使用した型紙は、前川友子さんの「大人のコートの本」よりラウンドネックのショートコート
前川友子さんの「大人のコートの本」より、A-1・ラウンドネックのショートコートの型紙を使用しました。
本の一番最初に載っていて、一番シンプルで簡単に作れそうな気がします。
スカートにもワンピースにも、パンツにも使い勝手が良さそうな丈感ですよね。
久しぶりの洋裁なので、特にアレンジもせず、型紙通りに作りました。
コートはこれまでに何着も作っているので、作り方はだいたい頭に入っていますが、今回はあえて頭をからっぽにして、作り方解説に沿って作ってみました。
うん、視覚的にもわかりやすくてサクサク作れます!
笹原のりこさんの「コートの本」やかたやまゆうこさんの「コートを縫おう」などのいいところを取り入れている印象です。
ただ、「大人のコートの本」は、解説ページの写真が、表地をシーチングみたいな白い布で裏地を麻みたいなグレーの布に置き換えて解説していたので、「あれ?どっちがどっちだっけ?」となって、ちょっと戸惑ったところもありました。(かたやま本・笹原本のように実際の布で解説してくれた方がよかったかも…)
裏地と表布をとめために肩の上下に「吊り布」というのをつける方法は初めて知りました。
また、裏地のどんでん返しや中とじの仕方など、本だけだと理解しづらいところには、QRコードで動画のリンクをつけてくれていて、こういうところは親切でいいなと思いました。
動画で解説するやり方って、私がもってる洋裁本では初めてだったんですが、これから出版される本でも取り入れられてメジャーになっていきそうな気がします。
使用した生地は、LINTONツイード
生地は、こちらのツイードをイギリスのLINTON社のホームページより直接購入しました。
Blue Cream and White Diagonally Striped Fabricという名称でした。
日本の代理店さんから購入することもできるんですが、見てもらってもわかる通り…
すごく割高になってしまいますので、関税込みでも直接購入した方がお得でした。
LINTONのHPってどんな生地感なのかすごくわかりずらいですよね。
みなさんどうやって厚みとか生地感とか確認されていますか?(G/M²が記載されているので、ここで判断しているのかしら…。)
開封してみて想像より遥かに厚みのあるもふもふしたツイードで、ちょっとびっくりしちゃいました。
(ついでにもう1種類購入したんですけど、そっちは予想以上に薄くて何に使おう…って萎えちゃいました。)
でも、デニムっぽい色合いのブルー×クリームベージュ×ホワイトの斜めストライプの組み合わせが可愛くて、これはこれでお気に入りです。
完成しました〜!
はい、こんな感じで完成しました〜!
初めてコートでパッチポケットをつけてみました。
柄のツイードなので、ぶきっちょなところが目立たなくていいですね。笑
ツイードなら裏地は必須ですよね。
ショートコートなので、裏地も楽々つけられます。
裏地は、一見ベージュなんですが…
よく見るとレオパード柄になっていて、高級感のある質感でとっても素敵です。
ショッピングサイトの写真だとわかりづらいんだけど、結構明るめで白みの強いベージュです。
ベージュってどんな色でも合わせやすいし、レオパード柄で1mでこのお値段って結構お得なので、おすすめです。