こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです!
4月に入り、ぽかぽか暖かい春らしい陽気の日が続きようになりましたね。
春といえば、卒業・入学などのイベントが盛りだくさんで、心弾む季節です。
そんな時期にぴったりの、はおれるエレガントなワンピースを『すてきにハンドメイド2022年2月号』より、作りました。
デザイナーは、『3つのシルエットで作る「永遠」のワンピース』でお馴染みの、鈴木圭さんです。
使用した生地は?作ってみてどうだった?難しかったところは?など、早速レビューしていきたいと思います。
使用した型紙は「すてきにハンドメイド2022年2月号」はおれるエレガントなワンピース
「すてきにハンドメイド2022年2月号」より、はおれるエレガントなワンピースの型紙を使用しました。
鈴木圭さんらしい、華やかながらも品のあるワンピースです。
そのまま着るとAライン、ベルトを締めるとXライン、羽織としても着れる万能ワンピースです。
袖の部分は、ラグランスリーブ、前見頃と後ろ見頃にタックが入っていて、フィット感がありながらもスタイルアップしてくれそうです。
このワンピース、「すてきにハンドメイド」のために作られたものかと思ったら、販売されている鈴木圭さんのブランドのセミオーダーのUNI-ユニ-というラインにそっくり!
というか、袖のところとベルトがちょっと違うだけでほとんど同じに見えます。
鈴木圭さんのアトリエのセミオーダー価格だと、なんと68,000円(税抜)!
鈴木圭さんの作られるのと同じワンピースが、作れるなんて…
鈴木圭さん、「ほんとにいいの?」って聞きたくなるくらい、大盤振る舞いです。
「すてきにハンドメイド2022年2月号」気になった方は、こちらからチェックしてみてくださいね!
使用した生地は、コットン/ナイロングログラン
今回、生地をどうするかすごく迷ったんですよね。
どんな生地にするかで、全体のシルエットがとても変わってきそうなパターンです。
スカート部分がタックがたっぷり入っているので、これを活かしてふんわりボリューム感があるけど、重すぎない感じで、にしたいな〜と思いまして、ソールパーノさんで購入したコットン・ナイロングログランを選びました。
卒業式や入学式など子ども関連のイベントで幅広く対応できるように、ナイトブルー(117)にしました。
↑上の写真よりは、色が暗いです。
縦糸がナイロン、横糸がコットンやや厚手で、張りのある撥水加工のグログラン生地です。
一重のアウターや、バッグ・帽子などの小物に、使えそうです。
サンプルを請求したのですが、キャメル(113)も渋くてカッコイイ色で、秋用のフーディーコートにしても良さそうです!
用尺は、130cm幅の生地で、S〜M350cm、L〜LL360cmです。
現物限りだそうなので、気になる方はお早めにチェックしてみてくださいね。
ナイトブルー(117)はこちらから。
キャメル(113)はこちら。
途中経過…
難しかったところは?という点ですが、そこまで難しいところはなかったです。
強いて言えば、1つ目は、袖に袖口見返しをつけるところ…かな。
わかりやすいように赤い印をつけているとことが、あきどまりです。
うまく説明できないんだけど、あきどまり〜袖口〜あき止まりまでぐるりと縫うのが難しかったです。
ひっくり返してアイロンで形を整えると…
きれいにできました!!
もう一つは、スカート裾や袖口見返しなどは、「千鳥がけ」で縫い止めるところです。
裾とかは、だだだ〜〜〜っとミシンで縫った方が早いんでしょうけど。
千鳥がけで縫いとめたことで、裏から見てもきれいだし、縫い糸が表にでなくて、きれいな仕上がりになりました。
余談なんですが…
余談なんですが、スカートと縫い合わせる前の見頃をトルソーに着せてみると…
こんな感じで、ショートジャケットみたいになりました。
これはこれですごく可愛いくないですか?!
もう少しだけ丈を伸ばしても良さそうです。
ほら、横から見ても可愛いです!