小峯有華さん パターン展開でバリエーションを楽しむスカート AUTUMN

小峯有華さん「パターン展開でバリエーションを楽しむスカート」よりタックスカートを作りました。

2022年10月3日

こんにちは、洋裁本レビューブログのさいかわようこです。

もうあっという間に10月ですね!

長い子供の夏休みを乗り越えて、日常生活ばたばた過ごしておりましたらいつの間にかこんな時期になっていました。

12月に生まれた次男ももう10ヶ月になり、日中もあまり寝なくなり、ちょこまか動き回るので目が離せないようになりました。

子供たちが寝静まった3時間だけが、ミシンが使える時間です。

最近は子供関連のイベントで忙しくなかなか秋服の製作が進まずヤキモキしています。

インスタグラムで流れてくる、みなさんの仕立てられた素敵な秋服たちに励まされながらや〜〜っと何着かできあがりましたので、早速アップしていきたいと思います。

私の秋服第一弾は、贅沢にリバティでセットアップを作ることにしました〜!

生地は、リバティ2022AW柄<Devonshire Berry>(デボンシャーベリー)。

秋服1着目は、リバティ<Devonshire Berry>(デボンシャーベリー)を使用しました。

<Devonshire Berry>(デボンシャーベリー)は、桃の切り絵をコラージュして作られたデザインで、1930年代の古典的なリバティの小花柄をよりモダンにデザインしたそうです。

ブルー×ブラウンで近くからみるとなんだか派手そうに見える柄ですが、離れてみるとオーカーブラウンっぽい色合いで、大人っぽい生地です。

秋服にぴったりな色味だし、リバティのザ・花柄が苦手という方も挑戦しやすそうですね。

用尺は、3サイズ共通で260cmでした。


こちらのレッド系も、オータムカラーで合わせやすそうですよね。


型紙は、小峯有華さんの「パターン展開でバリエーションを楽しむスカート」より。

まず、セットアップのスカートは、こちらの本から。

小峯有華さんの「パターン展開でバリエーションを楽しむスカート」です。

タイトスカートとフレアスカート2つの原型からパターンを操作して、11種類のデザインを作ることが可能です。

この本、3年前くらい前に初めて図書館で借りたことがあって、その時はパターン展開が難しくてとっつきづらくて、あまり良くわからなかっんです。

でもこの間久々に図書館で見かけてパラパラめくってみたら、やっぱり素敵な本じゃん!今のレベルならできるかも!ということで、思い立って購入しました。

今回作る「10番のフレアバージョンE」は、タックが入っていて前と後ろでアシンメトリーになっている小洒落たフィッシュテールのデザインです。

また、後ろだけに平ゴムを通す仕様になっているので、お腹周りはスッキリだけど着心地は良さそう。

今回は、インスタで前後の長さを同じにされている方がいらっしゃったので、真似させていただき、前後同じ長さにしました。

また、裏地はタック幅を表布×0.3にして、P43〜を参考にしながらつけました。


完成しました〜!

じゃーん!完成しました〜!

す、すごくきれいなシルエットで、仰天してしまいました!

フレアスカートを原型にして、タックを入れているので、リバティにしてはふわっとボリュームがあるけどすごくフィットしています。

とくにウエスト周りはなんとも細見えしそうです!

ポケットはすっきり見える、スラッシュポケットです。

特に丁寧にやったところは、製図と裏スカートをファスナーに縫い付けるところでした。

裏地は、本の解説通り、しつけなしで裏スカートをファスナーにコの字で縫い付ける方法で初めてやってみました。

裏地の部分は正直、本の解説だけでは理解が及ばなかったので、こちらの動画を何度かみて、布の動かし方を勉強しました。

個人的にポイントは、

  • 裏地縫い止まりから針の位置まで切り込みを入れる際、切り込みは極力ぎりぎりまで入れる
  • ファスナーの底を縫う時は、ファスナーの務歯の中心とスカートの後ろ中心の縫い目が合わさるように整える
  • ファスナーの上を縫う時は、はずみ車を手動で回しながら縫う

かなぁと思います。

初めてでしたが、動画を何度か通しでしっかり見るとこの通り…

しつけ糸なしでも一発でそこそこきれいに仕上がったと思います。

裏地まできれいに縫えるとテンションあがるし、ドヤりたくなりますよね。

着画はこちら。

166cm骨格ナチュラルが、早速着てみましたので、ご覧ください!

ほら、お腹周り、特に横からみるとスッキリ見えるんです!

自分の体型に合わせて作ってるので、シンデレラフィットで嬉しいです。

後ろはゴムテープで楽チンなのに、きちんと感も醸し出してくれます。

本だと、柔らかめの合繊で作られてたけど、どんな素材でつくっても合いそうですよね。

もうすぐ肌寒くなってくるので、コーデュロイやタイプライターで作っても表情が変わって、似合うと思います。

気に入りすぎて、もうこの型紙だけで1年間分のスカートを作り続けられそうな気がします。

あ、後ろの写真を撮るの忘れてました。

セットアップで着た時にちゃんと撮ってますので、その時の記事であげますね。

まとめ

小峯有華さんの「パターン展開でバリエーションを楽しむスカート」より、タックスカートを作りました。

ダルダルのお腹周りもスッキリ見せてくれる神パターンに出会ってしまいました!

裏地とファスナーもきれいにコの字で縫い付けられたので、大満足です。

小峯有華さんの「パターン展開でバリエーションを楽しむスカート」は、たった2つの原型から11種類のデザインが作れちゃう本です。

原型を切り開いてパターン展開するのはちょっと手間ですが、切り開き方とかも丁寧に解説しているし、縫い方も詳しく載っているので、「製図の勉強したいけど、誌上パターン塾を買うのはちょっと早いかなぁ」という方におすすめです。

特に今回作ったタックスカートはすごくおすすめなので、気になった方はチェックしてみてくださいね。


次回は、セットアップのトップスをご紹介しますので、お楽しみに〜!

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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