moiponさんの『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」のパターンを使ってワンピースを作りました。
二着目となるこちらのパターン、とても素敵なんですが、自分の体に合わないところがいくつか…
前回の反省を生かして、ビギナーでもできる範囲でちょこっとアレンジしてみました!
では、製作レビューご覧ください♪
製作レビュー
使用したパターンは、『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」
moiponさんの新刊本『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」のパターンを使用しました。
こちらのパターンを使って縫うのは、2度目。
以前、チェックアンドストライプのコットンフロリエットで縫っています。
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moiponさん『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」【作りました】
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素敵なんですが、実は、しっくりこないところもあったので、今回はちょっとアレンジしてみました。
変更した点
- ウエストラインが下げられているので、腰周りは確かに細見えします。…が、着用しているうちに、ちょっとのっぺりしてる感?を感じ始める。
→ウエストのベルト部分を無くして、上身頃とスカート部分を直接ドッキング。 - 肩幅がチョコプラの長田さん並みに広いわたくし。背中〜肩が窮屈なので、1日着用するのはちょっとしんどそう。
→肩線を右+1.5cm、左1.0cm伸ばしました。
使用した生地は、リバティ2019AWタナローンの<Ceremony>(セレモニー)
リバティ2019AWシーズン柄のタナローン、<Ceremony>(セレモニー)を使用しました。
お店で一目惚れしてしまったこちらのリバティ様。
バラと牡丹のようなお花が優美な柄で、お色はレッド・グリーン・ネイビー系の中からグリーンをチョイス。
柄ももちろん素敵なんだけど、青みがかった濃い緑の木賊色(とくさいろ)に惚れ惚れ。
そうそう、ビギナーなので、リバティでお洋服を作る前は、「せっかくリバティ様で仕立てたのになんかちぐはぐな服だな〜」とならないように、アパレルブランドさんでリバティを使ってお洋服を作ってないかネットで調べて、だいたいの雰囲気をつかんでから仕立てるようにしています。
検索していると、Dot&Stripes CHILDWOMANというアパレルブランドさんが、このceremonyを使ったロング丈のシャツワンピースを昨年販売されているのを発見!
生地だけみるとエレガントすぎるし、レッドはちょっと使い勝手が悪そうだなぁ〜と思いました。
ですが、シャツワンピースだと、カジュアルなキャップやメンズライクな羽織とよく合う、オリエンタルな雰囲気で、着回ししやすそう!
裏地は、インスタとかでも熱烈に支持されているクールビズライニングを使用しました。
7〜8月はずっと在庫切れになってたのですが、今は結構在庫があるみたいなので、買うなら今ですね♪
着画・感想はこちら!
moiponさん『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」完成しました〜〜!
いかがでしょう??
私の体型には、moiponさんのパターンそのままだと、確かに腰周りがスッキリ見えるんだけど、その分、のっぺり見えるというか、出産で下がった骨盤とお尻がさらに下がって見えていました。
ベルトを無くしてそのままドッキングした方が、より腰回りがフィットしていて、自然に細見えする気がします。
この辺は、体型と好みの問題ですね。
そして、何より、ベルトがないと工程が減るので、ちょっと簡単になります。
肩線を伸ばしたので、ゆとりができて、前回より上半身が動きやすく、着心地が上がりました。
でも以前より、胸元がちょっと浮いちゃいやすくなったかも。
1箇所いじったら他のところまで影響がでてしまうので、単純じゃないですね…。
お袖、moiponさんの計算されつくしたデザインで、素敵です。
袖口のフリル、スカートの裾はまつり縫いで、と指示されています。
さらに、見返し部分も前回と同様、ぐるりと星留め。
縫い目が表面にでないから、仕上がりは美しいんだけど、…moipon先生、スパルタすぎます(>o<)
ボタンはタカシマボタンさんのメタルボタン。
2〜3年前からメタルボタン流行ってますよね。
11.5mmのが欲しかったんだけど、間違えて10.0mmのを買ってしまった…。
小さすぎるかなと思ったけど、まあなんとか大丈夫そうです。
そして、今回最もやらかしてしまった点は、柄合わせ。
まずは、前身頃。
こちらはそんなに気にならないのですが…
後ろ身頃。
じょきじょき〜って勢いよく何も考えず、わにして切っていったらこうなってしまいました。
↓
が〜ん…
初めての柄合わせがんばろ〜とるんるんしていたら出鼻を挫かれました。
生地がぎりぎりだったので、リカバリーができずそのまま縫うことに。
一般の人だとあまり気にならないかもしれませんが…日暮里には着ていけないなあ。
「あの人柄合わせ失敗してるわ…」( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
「柄がずれてるのに目がいくわねぇ…」( ゚д゚) (゚д゚ ) アラヤダ
「せっかくリバティ使ってるのに勿体無いわねぇ」ヒソヒソ( ´)n (´д`)エー
なんて後ろ指刺されそうで…。
そして、もう1点問題が。
エレガントすぎて着ていくところがないっ!!!
合わせるバッグもないっ!!!ということ。
普段のわたくしの行動範囲といえば、家、幼稚園、公園、スーパー、商店街、、、。
持つバッグも、エコバッグやトートバッグばかり。
しかもこのコロナ禍でなかなかお友達と銀座でフレンチランチ♪なんて気軽にいけないしなぁ。
せっかくお気に入りのリバティ様だから、Dot&Stripes CHILDWOMANさんのようにシャツワンピースとか普段使いしやすいアイテムにすればよかったなぁとちょっと後悔…。
ビギナーさん向け!
ちなみに、見返しは、moiponさんのお本に載っていた端処理の方法ではなく、普通にロックミシンで処理しました。
前回、アイロンで接着芯がよれやすかったので、普通にロックミシンをかけた方が最終的に着た時に綺麗になると感じました。
moiponさん『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」のまとめ
いかがでしたか?
moiponさん『 Joy of Sewing さあ、縫おう』より「赤い水玉模様のロングドレス」のパターンで、フリルのお袖のロングドレスが完成しました。
わたしにとってはベルトなしでスカートをくっつけた方が腰回りののっぺり感がなくて自然に着痩せできました!
柄物の生地は必ず柄合わせがマストですね。柄がちぐはぐだと後ろ指刺される可能性も…(それはない)
リバティのceremonyのレッド、まだMERCIさんで発見ヽ(゚∀゚)ノ ♪
Dot&Stripes CHILDWOMANさんのロング丈シャツワンピースの真似っこで作ろうかなぁ。
長くなりましたが読んでいただいてありがとうございます。
みなさんの参考になれば嬉しいです♪
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