金子俊雄さん パタンナー金子俊雄の本格メンズ服 アウター MENS SPRING

『パタンナー金子俊雄の本格メンズ服』より春の「ステンカラーコート」【作りました】

2021年4月3日

こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです。

旦那さんのために、『パタンナー金子俊雄の本格メンズ服』より、ステンカラーコートを作りました。

難易度が高くて、完成までにかなり時間がかかってしまったんですが、すごく格好いい春用コートが完成しました。

使用した生地は?着画はどんな感じ?作ってみた感想は?など、レビューしていきますね。

使用した型紙は、『パタンナー金子俊雄の本格メンズ服』より「ステンカラーコート」

パタンナー金子俊雄の本格メンズ服』より、「ステンカラーコート」の型紙を使用しました。

膝上丈のベーシックなステンカラーコートで、生地を変えたらカジュアルにもビジネスにも使えそうで、汎用性が高そうな型紙です。

後ろ見頃はベンツあきがついていて、裏衿には防風用のタブをつける仕様になっています。

金子さんによると、

「すっきりと見えるように、適度なフィット感があるスマートなラインに仕上げています。」

とのことですが、まさにその通り!

後ほど着画をみてもらいたいのですが、全体のシルエットがすごく素敵なんです!!

乱暴な言い方ですが、素人が生地を切って縫い合わせただけなのに、すごく立体感のある「本格的」なコートができます。

本には、袖と背の部分だけ裏地のパターンがついていて、あとの部分はバイアステープで縫うようになっていましたが、今回は総裏にしました。


『パタンナー金子俊雄さんの本格メンズ服』は、シャツ、テーラードジャケット、ドレスパンツ、ジーンズ、コートなど、この1冊あればコーディネートが完成できる1冊になっています。

スエットパンツやカットソー、ポロシャツなどのリラックスウェアも充実しています。

アウターだけでも、ジャケット(ウール・デニム・ニット)、ダッフルコート、MA-1型ブルゾン、ステンカラーコートが作れる贅沢な1冊です。

初心者がいきなり作るのは、結構大変でしたが、読み込んでじっくり仕立てたい本でした。

使用した生地は、check&stripeのちょっと幅広コットン撥水加工ツイル。

check&stripeの2月の新しい布で購入した、「ちょっと幅広コットン撥水加工ツイル(ベージュ)」を使用しました。

写真だとちょっと暗めに写ってしまったんですが、実物は結構明るめのベージュです。

暖かいけど、ちょっと花冷えが気になるお花見シーズンに良さそうな色と厚さです。

通販サイトでは説明がなかったんですが、ワッシャー感というかシワ感があります。

今回は、もうちょっと厚みが欲しかったので、見頃と袖にこちらの接着芯を貼りました。


Dressmaking Daysをご覧になってくださっている方なら気づいてくださった方もいるかもしれませんが、この生地で以前私用のステンカラーコートを作りました。

まだご覧になっていない方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

着画・感想は、こちら!

はい、春のステンカラーコートが完成しました〜!

女性用トルソーしか持っていないので、今回はいきなり着画からどうぞ〜〜!

えっ、かなり時間がかかってしまいましたが、めちゃめちゃ格好いいコートができました〜!

生地のシワ感がこのコートにあうのかちょっと心配だったんですが、全然大丈夫でした。

逆に軽やかな感じで、私のコートと同様、軽い春用コート、という感じになりました。

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