こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです! こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです!更新が滞ってしまいご無沙汰しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?私はというと、息子(幼稚園児)が春休みに ... 続きを見る
「実物大パターンがなくても、自分サイズで好きなデザインの服が作れるようになりたい!」さいかわようこが、洋裁ビギナーが原型から服作りに挑戦するコーナーです。
今回は、「原型」をもとに、製図していきたいと思います!
前回身体中を採寸して「原型」を作った記事が気になるかたは、こちらもご覧になってみてくださいね。
洋裁ビギナーが製図に挑戦してみた!①原型編【文化式婦人原型】
また、この記事は、あくまでも「素人が挑戦したらこうなりました」を備忘録的に記しています。
正確な知識やテクニックを求められるかたは、プロの方のサイトや専門書を参考にされることをおすすめします。
それでは!早速製図してみたいと思います。
参考にしたのはこちらの本!
前回に引き続き、「ミセスのスタイルブック2020年春号」を使用しました。
製図したのは、こちらのホ●ン千秋さん似のモデルさんがお召しになっているシャツ。
前立てあき、台衿つきシャツカラー、カフス付きシャツで、後ろは、ヨーク切り替えになっていて、タックが入っています。
『宮崎国博先生の合理的な縫い方で作るシャツ』ということで、10Pにわたり、縫い方手順と解説が掲載されています。
ベーシックなシャツだから製図もそこまで難しくなさそうだし、縫い方手順も写真付きでとても丁寧に載っているし、2020年春号を手にした時から挑戦してみたかったので、選びました。
今回は、製図するために、ユザワヤさんで、カーブ定規一式が入ったセットと、マス目の入ったハトロン紙を事前に買ってきました。
カーブ定規ってなんかプロっぽいですよね。
急にレベルアップしたような気がして…テンションあがります!
もしかしたらこれだけじゃ全然足りないかもしれないけど、必要な道具はその度に買い足していこうと思います。
まずは、見頃を製図してみました!
まずは、見頃から書いていきたいと思います。
前回作った「原型」をハトロン紙に移しました。
製図のページを見ながら、本に従って、丁寧に書いていきます。
私は、前見頃から書いていたんですが、途中で脇線の長さがわからなかったので、中断して後ろ見頃から書くことにしました。
当たり前ですが、後ろ見頃の脇線の長さと前見頃の脇線の長さは一緒になるので、長さがわかったところで、もう一度前に戻って、完成させました!
(※ブログ用にわかりやすいように、線を太ペンで書いています)
前見頃、後見頃、ともに完成しました。(パチパチ〜!)
ここまでの工程はそこまで難しくなく、丁寧に書けばどなたでもできるかと思います。
袖を製図してみましたが…!
次に、袖の製図をしてみたいと思います。
本によると、
まず、基礎線を引きます。
❶水平線と❷垂直線を描きます。
❸袖山点の位置を決めます。
袖山の高さは、5cmと指定があったので、5cmのところを袖山点にしました。
次に、❹前AH寸法を直線でとります。
❺後AH寸法を直線でとります。
えっ、「直線でとる」ってどういうこと…?!
AH(アームホール)寸法ってことは、とりあえず、長さを図らないといけないのかな…?
散々迷った挙句、「直線」という言葉に引っ張られたのか、「原型」のAHの長さを直線定規で測ってみました。
(※後述しますがこのやり方は間違いです。)
で、前と後それぞれのアームホールの長さを直線で描きました。
袖は難しいらしいと聞いたことがあったので、マス目のあるハトロン紙で書いてみました。
で、指示に従って曲線を書いてみました。
その他の場所も、指示に従って書いていきます。
と、とりあえず完成したけど、袖山の形なんかヘン!!!
袖って縫い付けるの結構大変だし、カーブの形があわないとかなりヘンなシャツになりそうですよね。
もう一度描き直す前に、プロの方が解説してらっしゃるサイトを周って、とてもわかりやすい動画を発見しました。
いずみ先生の「ただ服をつくる」というチャンネルです。
いずみ先生の話し方が明瞭明解で、1回見るだけで、すっと頭に入ってくるのでおすすめです!
動画の中の袖山の書き方のポイントをまとめると…
袖の書き方のポイント
- 見頃のアームホールの曲線の長さはメジャーで図る!
- アームホールは、前よりも後ろの方がなだらかに書く。
- 曲線の終わりの部分は、水平線と少し重なるようにように書く。
- 完成したら、カーブがキツすぎないか直線定規でチェックする。
- カーブの長さを図る。各AH寸法の-0.5cmまでは許容範囲。
- 長くなってしまったときは、まず平行線と少し重なった部分を削る。
原型からではなく、製図した見頃のアームホールを図るんですね〜、間違っていました。
実際に書いている先生の手つきが見れるのは動画のいいところですね。
洋裁教室に行っていない自分にとっては、先生が手取り足取り教えてくださってるみたいで嬉しいです〜。
また、自分のわからないところだけ動画を見れるので、時間に無駄がなくていいです。
今日はここまででタイムアップですので、この辺りで終了します。
次回は、いずみ先生教えてくださったポイントを踏まえて、もう一度袖山を描き直すところからスタートしたいと思います。
あと、動画の中でいずみ先生が使ってらっしゃるようなグニっと曲がる定規を買い足そうと思いました。
まとめ
洋裁ビギナーが原型から服作りに挑戦するコーナーの製図編でした。
今回は、前見頃と後ろ見頃の製図が完了しました。
袖については、袖山を書くときのポイントを踏まえて、もう一度描き直したいと思いました。
SNSなどで「製図からしてみました〜」「オリジナルパターンで作ってみました」等と書いてらっしゃる方々って、すごいんだなぁ〜と改めて尊敬しました。
服が完成するまでは時間がかかりそうですが、こつこつ取り組みたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!