その他 ミセスのスタイルブック アウター WINTER

【2019年冬①】『ミセスのスタイルブック2019年秋冬号』より、トッパーコート【作りました】

2020年10月27日

スポーツの秋、食欲の秋がやってきました。

ソーイングファンのみなさんにとっては、洋裁の秋ということで、コートやジャケットなどの冬服を仕立てている真っ最中かと思います。

私も洋裁歴2年目、ということで昨年よりは上手にコートを仕立てたいなと思い、準備に取り掛かっています。

今生地を裁断し終わって、完成まで少し時間がかかりそうなので、その間のネタとして、2019年に仕立てた冬物を晒していきたいと思います。

縫い方がやばすぎてお目汚ししてしまうかもしれませんので、興味のある方だけご覧ください。

使用した型紙は、『ミセスのスタイルブック2019年秋冬号』の「トッパーコート」

『ミセスのスタイルブック2019年秋冬号』より、実物大パターンがついていた「トッパーコート」。

ショート丈でAライン、後ろにボックスプリーツが付いていますので、動きやすそうです。

柄なので写真ではわかりづらいですが、ショルダーダーツが入っていて、きれいめに着れそうです。

ショート丈でしたが、そのまま丈を膝丈くらいまで、伸ばすことにしました。

ヘリンボーンやブロックチェック、フラノなどで仕立てるのもおすすめだそうです。


使用した生地は、check&stripeのオリジナル冬チノ(ソイラテ)

CHECK&STRIPEのオリジナル冬チノを使用しました。

柔らかく、表面が起毛してあって、冬用のボトムスに使えそうな生地で、お色は、ソイラテだったかと思います。

当時の私は、上記の型紙を使って、どんなコートを作りたいか?という青写真もイメージも全くなく、生地を探していました。

お店でこの生地を見かけ、「ベージュだし、なんか縫いやすそうだし、トッパーコートの型紙を伸ばせば、コートっぽいものが作れそう!」という安直な判断で選びました。

また、ボタンはユザワヤ、裏地は日暮里の要藤商店の2階で購入(おそらくリバティ。柄名は不明)です。

着画・感想はこちら!

まずはトルソーVer.をご覧ください。

一見大丈夫そうにみえますよね。

お次は全体のシルエット。

Aラインのショートコートの丈をそのまま伸ばしたので、思い切りAラインになりました。

ここまでAラインになるとは思いませんでした。

柔らかい生地だったので、この程度のAライン具合で済んでますがこれがハリのある生地だったらもっとピーンッと不自然に広がったコートになってしまっていたでしょう。

また、ボタンホールの位置があやふやなので、ボタンの収まる場所がそれぞれまばらです。

ボタンホールはボタンホーラーでなんどもバキバキ針が折れてしまい失敗したので、最終的に手縫いになりました。

1日がかりでチクチク縫いました。

次に着画をご覧ください。

ミセスのスタイルブックの実物大型紙から取っただけあって、フィットしているのに、着心地はすごくいいです!

今年機会があれば、型紙を全くいじらず作りたいぐらいです。

また、ショルダーダーツが入っているので、肩から胸にかけて華奢みえします。

大きめの衿に目が行きやすいので、肩幅が小さく見えると夫に言われました。


謎のポーズ…。

衿の先もシュッと尖っていなくて、立体感もなくて、なんだか貧相な感じがします。

横からのショット。

ショートコートをそのまま引っ張って膝丈に持って着たので、Aラインの開きが想像以上です。

最近のコートでこんなAラインなのあんまり見たことないかもしれません。

もう少し開きすぎないようにすべきでした。

脇から下のシルエットがくずれてしまっています。

そうそう、ポケットもちゃんとつけました。

ただ、ポケットの位置がショートコートの型紙のままなので、上すぎて手を入れにくかったです。

無理して手を入れるとこんな感じになって、コートが持ち上がります。

頑張って裏地もつけました。

きせをかける、ということばをこの時初めて知りました。

幸い説明書きがとても丁寧だったので、着心地に影響がない程度まで縫うことができました。

一番ひどいのがここ。

見返しがずれまくってますし、裏地の裾と見返しの裾の長さが一定ではありません。

裏地の柄はすごく可愛いのに、着たら一生人前で脱げません。笑

スカーフを巻いてみました。

衿のデザイン、とっても素敵なんですよ。

昨年よりは、洋裁の腕も向上しているはず…?なので、今年も同じものを作りたいなと思っています。

まとめ

ということで、昨年『ミセスのスタイルブック2019年秋冬号』の「トッパーコート」をアレンジして作ったコートでした。

ショートコートをなんの配慮もなく丈を伸ばしたので、シルエットが崩れたAラインコートになってしまいました。

また、ボタンホールやポケットの位置、見返しのずれなど、細かいところに配慮が行き届かなかったため、機能性もよくありません。

いろいろ失敗はありましたが、時間をかけて仕様書とにらめっこしながら大事に仕立てた1着ですので、子供と公園に行く時などに着ています。

素敵な型紙なので、今年も同じものに挑戦したいなと思っています。

トライアル&エラーで、今年こそ満足いくコートができますように!


いかがでしたか?

みなさんの参考になれば幸いです♪

さいかわようこ
2020年冬も同じパターンでコートを作りました♪こちらの記事もご覧ください♪

『ミセスのスタイルブック2019年秋冬号』より、きれいなシルエットのコート【作りました】

『ミセスのスタイルブック2019年秋冬号』より、きれいなシルエットのトッパーコートをアレンジして作りました。ILIV社のインテリアファブリックを使用しましたが、結果としてはとても満足いくものが完成しま ...

続きを見る

さいかわようこ
現在ウールのコートを製作中です。こちらの記事もご覧ください♪

笹原のりこさん『コートの本』感想レビュー&製作経過報告その①

笹原のりこさんの話題の新刊『コートの本』が2020年11月28日に発売されました!冬といえば、温かいウールのコートを自分で仕立ててみたいですよね。どんなコートが載っていた?洋裁初心者には難しそう?など ...

続きを見る

Instagram & Pinterest (はじめました)

-その他, ミセスのスタイルブック, アウター, WINTER
-,