こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです。
本日更新予定でしたが、バタバタしていて日付が変わるギリギリになってしまいました。
お盆休みが終わり、もうすっかり平日モードですが、みなさんいかがお過ごしですか?
うだるような暑さもどこかへ行ってしまい、関東は朝晩涼しくなってきて、もうなんだか秋の気配。
そんなわけで、秋服第1作目に使用したパターンは、こちらを選びました。
「ミセスのスタイルブック2021年春号」より、インゲボルグのピンドットワンピース。
なんと、定価40,000円以上なんです!
わお。
このワンピース、一見シンプルで着心地が良さそうな感じなんですが、実際にパターンを引いてみるとものすごく凝っていることがわかりました。
※私のへたくそな絵をご参照ください。
左右ウエストから後ろまでぐるりと5本ゴムシャーリングが入っていて、袖部分は6〜5mmのピンタックが5本入っています。
スカート部分も、前はフレアっぽくなっていてあまりボリュームが出過ぎないようになっていて、後ろは一見ギャザーなんだけど、2本タックを入れるぽくなっていて全体的にすっきりみえます。
で、前見頃はプリンセスラインです。
さらに、前端とカフスにはフリルを縫い付けるようになっておりまして、普通の洋裁本ではみられないくらい手が混んでいるんです。
使用したのは、以前こちらの記事でもご紹介した、手芸ナカムラさんの激安生地。
4m使用したので、税込1,716円です。
早速、文化式原型成人女子用の原型を使って本の指示通りパターンを引いてみました。
パターンを引くのに1日。
生地を裁断して、接着芯を貼るのに1日。
縫い初めて2日で、もうほぼほぼ完成しています。
1日辺りの作業時間は子供が寝た後に3時間くらいするだけなので、割とサクッとできてる方かなと思います。
現時点では、こんな感じになりました。
あとは、ボタンホールを開けて包みボタンをつけるだけなんだけど、ここで2つ問題が…。
1つ、ゴムシャーリングの縫い方が難しすぎて、縫ってる時にズレまくってしまって美しくない。
2つ、ゴムシャーリングのゴムがキツすぎて、現時点でお腹が入らない…ということ。
…ね、ウエスト締まりすぎてトルソーでも、かなりキツそうでしょ?笑
問題が1つ目だけなら性格的にスルーしちゃうところなんですが、着れないとなると困るので、一旦ほどいて縫い直します。
ゴムシャーリングのコツを色々調べてたら、まち針で止めるんじゃなくて、本番を縫う前に、何点かをミシンで仮止めしちゃえばいいとのこと。
5本のゴムシャーリングをほどき直すのは、精神的にも辛いけど、これからチマチマ時間をかけてやり直そうと思います。
それはそうと、このゴムシャーリングでぎゅっとなってる形、アパレルとかでよく見かけるけど、洋裁本とかでは全然見かけなかったので、形になってすごく嬉しい〜〜!
秋服は、このパターンで何回か縫いたいし、8月31日に届くQuoi?Quoi?さんの新刊『いつも、カシュクール。』も楽しみだし、コートも早く挑戦したいし…。
秋って楽しみなことがたくさんで、ワクワクしますよね。
理想のパターンが見つかって嬉しいなぁ。
短い&だらだら書いてしまいましたが、本日はこれで以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪