こんにちは、洋裁本レビューブログ・Dressmaking Daysのさいかわようこです!
最近、Bilitis dix-sept ans(ビリティス・ディセッタン)というアパレルブランドが気になっているんです。
レースやピンタック使いが繊細で、特にワンピースが可愛くて、海外からの評価も高い日本ブランドです。
買うとなると、4万円近くになるし、せっかく洋裁をしているので、真似っこして同じワンピースを作ってみることにしました。
今回、真似っこするのがこちら。
たっぷりのギャザーと胸元のリボンがガーリーで、汗ばむ季節に一枚でさらりと着こなしたくなるティアードドレスです。
これまで型紙なしでいちから製図して服を作る経験はほとんどなかったんですが、制作期間3日間で、想像通りのドレスが完成しましたので、ご紹介します。
使用した本は、誌上・パターン塾 Vol.4 ワンピース編
誌上・パターン塾 Vol.4 ワンピース編を使用しました。
シリーズ発行累計20万部突破!「トップ編」「スカート編」「パンツ編」に続く第4弾。
Amazon(https://www.amazon.co.jp/)/『誌上・パターン塾 Vol.4 ワンピース編』商品紹介ページより引用
自分好みのワンピースが自由自在に作れる、手作り派必見の永久保存版パターンマニュアル。
スタイル別に身頃72、袖29、衿29の豊富なバリエーション掲載で、あなただけのオリジナルワンピース作りが楽しめます。
丈の違いによる見え方の比較やゆとりの入れ方などワンピースならではの項目も網羅。
元型となる身頃と袖の“基本パターン"は5~21号の実物大パターンつき。
ワンピースを仕立てる際に必要な、縫い方の基本と部分縫いを学ぶ保存版・スペシャル付録も。
誌上・パターン塾は、基本パターンから自分の作りたい形にアレンジしながら製図していく洋裁本です。
この本、洋裁を始めたての時に購入して挑戦したんですが、その当時の自分にはすごくハードルが高くて、3年くらい箪笥の肥やしになっていました。
私も最近やっと内容がわかるようになってきたので、服作りを一通りにしたことがある方じゃないと、難しいかなぁと思います。
裏地のパターンの作り方やギャザー分量の減らし方など、ここどうやるんだっけ?!というような、痒いところに手が届く内容で、今や手放せない1冊です。
ある程度服作りに慣れている中級レベルの方で、自分のオリジナルの服作りをしたい方にはとてもおすすめの本です。
今回のノースリーブティアードドレスは、見頃r「胸ヨーク+タック3本」をベースにし、タックをギャザーに変更しました。
袖は、b「ノースリーブ深型」で、2cm脇線をカットしました。
衿は、オープンフロント(ノーカラー)に、バイアステープで縁取りをしました。
3段ティアードの分量は、moiponさんの本から、バカンス気分のティアードドレスを参考にさせていただきました。
使用した生地は、check&stripeのドットミニヨン
check&stripeのドットミニヨンのスモークブルーグレーを使用しました。
ふんわりした柔らかい手触りで、ドットの可愛い透け感のある生地です。
スモーキーなくすみカラーで、控えめなのに華やかで、すごく好みの色合いでした。
たっぷりギャザーを使いたかったので、4m購入しました。
完成しました〜!
はーい、完成しました〜!
どうぞご覧くださいませ〜。
ドットミニヨンのふんわりとした生地とティアードの相性がバッチリでした。
ゆるっとしていてリラックスした雰囲気で、天然素材の小物やトレンドのグルカサンダルとか合わせたいですね。
ギャザーの高さは、目分量で上から1:1.5:3くらいかな?と思い、19 cm、29cm、58cmにしました。
ドットミニヨンって、結構生地が薄いので、この部分だけは、ヨークみたいに二枚重ねにしました。
ティアードの重みで一番上の部分が破れそうで怖かったので、これは正解だったと思います。
元々のパターンに胸ダーツが入っているんですが、ダーツの無くし方がわからなかったので、そのまま残しました。
変になるかなと心配していましたが、そうでもなくて安心しました。
製図が1日、家事育児の合間に2日でサクサク縫い終わりました。
荒ミシンでギャザーが形になっていくのが楽しくてワクワクしますよね。
着画はこちら。
では、早速着てみました!