『ミセスのスタイルブック 2019夏盛号」(文化出版局)よりDoubleface Tokyoの「注目フォルムのワンピース」を作りましたので、レビューしていきたいと思います。
釣りタイトル、みたいになってますが、型紙通りに仕立てたら、「アレ」が丸見えになってしまったんです…。
製作レビュー
使用した型紙は、『ミセスのスタイルブック 2019夏盛号』より、Doubleface Tokyoの「注目フォルムのワンピース」
さて、使用したのは、Doubleface Tokyoのp.10「注目フォルムのワンピース」です。
オフネックのスタンドカラーで首元はスッキリ、すらり。
肩先は、控えめのフレンチスリーブで、気になる部分をさりげなくカバー。
そうそう、スカート部分だけは裏地をつける使用になっていて、裏地のパターンも付いています。
洋裁本って裏地のパターンまでついてる本少なくないですか?!
ミセスのスタイルブックって初めて購入しましたが、実物大パターンが付いてるものは、縫い方まで図解で丁寧に載っているので、洋裁歴が浅い方でも作りやすいです。
(でも製図しないといけないものは、指を咥えてみてるしかないっていう…)
Doubleface Tokyoってファッションブランド、初めて知りました。
きれいめ、上質なテイストでワンピースが2万近く!
同じ型紙でお洋服が作れるなんてありがたいです。
製作日数
型紙を1から写すのから、完成まで、1週間くらいかかりました。
裏地のスカート部分は、表スカートのパターンから製図しました。
使用した生地は、ユザワヤのスモールスザンナ風・ローン生地
ユザワヤで購入したリバティっぽい、ローンで、柄もスモールスザンナ風です。
1,000円行かないくらいでしたが、柔らかいし、適度なハリもあり、生地が縫いやすい上に、本物のリバティのようにしなやかで着心地がいい。
実は昨年ブルー系の色を買ったんですが、とってもよかったので、色違いでリピです。
マンセルコレクションって、ユザワヤのオリジナルブランドなんですかね?
ユザワヤに行かれる機会があれば探してみてくださいね。
用尺は、本に記載の通り、2.7mぴったりくらいで出来上がりました。
着画・感想はこちら
早速着用してみました。
8月のかんかん照りの日に着たい、ビタミンカラー。
スタンドカラー部分、表衿も裏衿も接着芯を貼ったら結構ぱきっと、硬くなりました。
ウエストは、ゴムが入ってます。
表スカート、見頃、裏スカートの順に重ねて縫う。その後、ゴムを伸ばしながら、ミシンで縫う。
衿のところ。落としミシンで裏衿をとめて、ぐるっと2mm幅でステッチをかけるのは素人には難しかった。
しつけ糸で止めたり丁寧に進めたので、上手にできたかな。
ボタンはちょっと遊んで、昭和レトロなボタンで夏っぽくしました。
スケルトンぽいベースに、クリームイエローがかわいい。
さてさて、タイトルにある、はみでてるアレって、何かきになりません?
みなさん、心の準備はいいですか?
いきますよ?
…
…ジャーンっ!
え?普通じゃないか、って?
ナニがはみでてるのって?
引きで全身写真でみるとわかりやすいかな?
写真のモデルさんは、肩がすっぽりかぶったフレンチスリーブ。
私のは、「フレンチスリーブ」のはずなのに、肩丸出しのノースリーブ状態…
かろうじて左肩はフレンチっぽくなってますが、右は肩がはみでちゃってます。
作者は学生時代、バレーボールをめちゃめちゃハードにしていたので、肩がすごく発達してしまってます。
利き手でアタックするので、右だけムッキムキになってしまったようです。
これまであまり気づかず、型紙を補正することなく作ってましたが、肩幅がこんなに広いとは…。
特にスポーツしてた方は、型紙どおりにつくるとこうなりますよ、というオチのないお話でした。
補正の仕方、ちゃんと勉強したいと思います。
裏地もちゃんとつけられたので、軽やかだけど、広がりもある。
シルエットも綺麗、足さばきもよくて、満足です。
生地代3,000円以内でこのクオリティで作れるなんて、洋裁の醍醐味ですね。むふふ。
ミセスのスタイルブック2019夏盛号』より「注目フォルムのワンピース」のまとめ
初心者さんにおすすめ度…★★★★
『ミセスのスタイルブック 2019夏盛号』より、Doubleface Tokyoの「注目フォルムのワンピース」を作りました。
フレンチスリーブなはずなのに、肩は丸出しになってしまいましたが、着心地も、シルエットも、生地も大満足な1着ができあがりました。
自分の体型にあうように補正する、という課題も見つかった1着でした。
ぜひみなさんもこちらの本から仕立ててみてくださいね!