野木陽子さんの『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK 』から「オープンカラーワンピース」を作りましたのでレビューします。
実は、仕立てたのは、昨年。
洋裁を始めて間もない頃だったのですが、初めてさんでも簡単に本格的なワンピースができたので、ご紹介します。
使用した型紙は、野木陽子さんの『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK 』より「オープンカラーワンピース」
使用したのは、2019年2月に発売された、野木陽子さんの『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK 』より「オープンカラーワンピース」の型紙を使用しました。
映画「ブルックリン」をお手本にした'50s風のビビッドでクラシカルなデザイン。
こちらの型紙、袖ぐりの形、ウエストが他の型紙と寸法を揃えて作っているので、ノースリーブにお袖をつけたり、タックをプリーツにしてみたり、アレンジができるそう。
この本、もっとその点をアピールして作ったらよかったのにな、と思います。
後ろのページにちょこっと記載がある程度なので、最初全然気づきませんでした。
初級〜中級レベルくらいで、製図できない、「クラシカル」で、「きれいめ」な、「ワンピース」を作りたい方々がターゲットでしょうから、「こんな組み合わせが可愛いですっ」とかページを割いて買いてもらえば本の評価がもっと上がったのかな。
使用した生地は、リバティ2018AWカンバセーションのレディペネロペ。
2018AWカンバセーションのレディペネロペ。
ブラック、レッド、ブラウン、ブルーのバリエーションがありました。
どのお色も素敵!もうどこも売り切れなので購入ができないのが残念…
他のお色も購入しておけばよかった…
10年以上前に発売された柄の復刻版と聞きました。
3M購入して、スカート部分をギャザーにしたので、30cmくらい余りました。
着画・感想はこちら!
着画は、いかがでしょう?
とても洋裁始めたばかり、とは思えないでしょ?(自画自賛)
今は、JUKIの職業用ミシンを使用しているのですが、
当時は、2万円の激安、家庭用ミシンで縫ってます。
縫うたびに「ウィーン がががあががががあっががががあがっがが!」
と爆音&振動がやばいモノで縫ってました。笑
下手くそなので、なるべく縫う部分を減らしたい、とかんがえていた当時。
スカート部分は、タック→ギャザーに変更です。
見本だとベルトですが、「ベルトカン」というのが近くの手芸店で売ってなかったので、リボンにしました。
当時は日暮里繊維街とか、トマトとか、知らなかったので、Tokai クラフトで探してましたよ…
オープンカラーにぱっと目がいくので、肩幅とか、二の腕とか気にならないといいなぁという願望。
横からのショット。
気に入りすぎて、夏は週1くらいで着てます。
そのたびにエマールでおしゃれ着洗いしているので、何度も洗って、アイロンかけてってしてますが、全然生地が傷んでない!
ほんと、リバティって素晴らしいですよね。
他の色も購入しておけばよかった。
ここからは、素人ならではの”アラ”をご紹介。
コンシールファスナーなはずなのに、全然隠れてないです。笑
コンシールファスナーの付け方は、こちらの本ではわかりにくかったので、「甘い服」を参考にしました。
ファスナーとかボタンホールって、やったことないとウォールマリア級に高い障壁に感じますよね。
何度か挑戦して、できるようになるとなんでもないのに。
いろいろツッコミどころが多い、衿ぐり。笑
ロックミシンは白なのに、本縫いの糸はブルーっていう。
ビギナーの方もご覧になってると思うので、ミシン糸の選び方について。
柄物の場合、
・地の色の糸(ここでは、ネイビー)
・複数の色が使われている場合は、生地の中で一番多く使われている色
を選ぶんだそう。
この生地の場合は、ネイビーで本縫いするのが良さそうですね。
ミシン糸一つだけでも違和感がでると、ビギナーさんの作品はハンドメイド感・ヘンテコ感が出やすいので、注意が必要です。
まとめ
野木陽子さんの『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』からオープンカラーワンピースの製作レビューでした。
お洋服作りを仕立てたことがない方も、ぜひ挑戦してみてくださいね。