野木陽子さん『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』から「ダンガリーシャツワンピース」を作りましたので、ご紹介します。
製作レビュー
使用した型紙は、『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』より「ダンガリーシャツワンピース」
『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』より「ダンガリーシャツワンピース」のパターンを使用しました。
1956年公開の映画『素直な悪女』でブリジット・バルドーが演じたジュリエットのワンピースを再現したこちらのパターン。
映画を見たことがある方ならわかるかと思いますが、レペットのバレエシューズ、オープンカラーの衿、折り返したお袖、外した下2つのボタンで、バルドーっぽさを表現。
胸〜ウエスト、ウエスト〜ヒップと前後でダーツが入っているので、体にフィットしそうな気がします。
モデルさんはさらりと着こなしてらっしゃいますが、タイトなラインなので、ふとももとかお尻のお肉とか、目につきそうでちょっと心配…
ミモレ丈にしてもタイトなラインがのびていいですよ!と記載がありました。今回は、型紙通りに作りました。
使用した生地は、CHECK&STRIPEオリジナル100そうコットンドット(ネイビー地に白)
ダンガリー生地で作ってもよかったのですが、猛烈に水玉が着たくなったので、CHECK&STRIPEオリジナル100そうコットンドット(ネイビー地に白)を使用しました。
張りのある、目の詰まったさらっとしたコットンでしっかりした生地で、ブラウスでもワンピースでもなんでも似合いそう。
用尺は、2.7m使用で、1mあたり、1,925円でしたので、5,187円でした。
着画・感想はこちら
完成しました〜!
仕立て栄えする生地ですね、この100そうコットンドット。
ダンガリー生地じゃないので、バルドーが演じたジュリエットっぽさはないですが、ポルカドット柄が50'sっぽくないですか?
トルソーに着せるととてもいい感じなのですが、ちょっと、タイトすぎるかも…
横から。
ちょっとこれは嫌な予感がします。
再度正面から。
オープンカラーの胸元の開き具合もそこまで開きすぎなくていいですね。(ジュリエットちゃんは、セクシーに胸元はだけてますが。)
さて、早速着用したのがこちら。
思ってたのとちがうー!
出産で開ききった骨盤についたお肉たちが全て拾われてしまってます。
あと、丈もちょっと短い。
※階段で膝を打ちつけて怪我をしてしまったので、スタンプで隠させていただきますね。(泣
うわ〜太り過ぎて、下半身の可動域がかなり狭いです。
最近ギャザースカートになれてたので、動きにくい、歩きにくい。
歩行中にボタンが吹っ飛ばないか怖いし、座るのも怖い。
痩せていてスタイルが良い方が作ってたのをネットで見つけたのですが、その方は体にフィットしていい!と絶賛されていたので、下半身が痩せてる方向けだと思います。
良い点をいくつか。
返し袖がとってもよい。
肩幅が広いのと、二の腕が気にならなくて、お気に入りです。
オープンカラーワンピースの製作レビューでも書きましたが、初心者の方でも失敗なく、作れる本だと思います。
他のパターンと袖ぐりの形、ウエストが他の型紙と寸法を揃えて作っているので、ノースリーブにお袖をつけたり、タックをプリーツにしてみたり、型紙を組みあわせてアレンジができるそう。
数ヶ月前に仕立てたのですが、実は1回もお外で着用していません。
可愛いのにもったいないなぁ。
せめて、+15cmにしてミモレ丈にすればよかったです。
野木陽子さん『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』から「ダンガリーシャツワンピース」まとめ
野木陽子さん『きれいなシルエットのワンピース シネマがお手本のソーイングBOOK』から「ダンガリーシャツワンピース」の製作レビューでした。
レトロなきれいめワンピースを仕立てたい初心者の方にぴったりの本でした!
CHECK&STRIPEオリジナル100そうコットンドットは張りのあるさらりとしていて、既製品みたいに仕立てられる上質な生地でした!
体のラインがもろに出てしまうので、そのまま作ってしまうとせっかく仕立てたのに着れなくなる可能性が…体型が気になる方は+15cm位丈を伸ばすなど工夫が必要!
いかがでしたか?
みなさんの参考になれば嬉しいです!